2015年7月15日水曜日

Yさんのぶらり散歩♪・・・今日はまさに周辺をぶらり散歩!

さてさて、今日は、茅野商工会議所さんが主催されます地元の方をターゲットにした茅野市内観光めぐりに参加しました。
茅野市に長く住んでいるYサンもほとんどが初めて訪れた場所ばかり・・・でもそこは蓼科、八ヶ岳エリアが世界に誇れる大変素晴らしい場所でした。特とご覧あれ!


ビーナスラインを蓼科湖に向かって走り、花蒔グランドの手前右側に国宝になった「仮面の女神」が出土された中ッ原遺跡のモニュメントがあります。そこはまさに縄文ロマン満載の場所でした。




中央にいらっしゃる方は、ガイドさん・・とてもわかりやすく解説いただきましたよ。
なお、奥の小屋は、「仮面の女神」が出土された場所を保存してあるんだ!

これが小屋の内部なんだ!中央右側にあるのが出土した時の状態を再現しているんだ。当時、第一発見者の柳平さんと言う方曰く・・・「その威容に圧倒されて体が震えて怖くなった・・・」というコメントを出されています。その気持ち・・・何となくわかりますね。


次に「蔵の里」・・三井の森のほど近い場所にある笹原地区にお邪魔しました。まずは、笹原公民館前にど~んと構える大木がお出迎え。



この笹原地区は、この記念碑があるとおり、開村300年という大変歴史が古い村なんだ。300年前と言うと元号は元禄あたりか・・・
かの有名な赤穂藩・・・吉良邸「忠臣蔵」討ち入りの頃なんだよね。凄い歴史だね。


この地区はこのように大変歴史が古いので、上記のような珍しい石仏などが随所にあるんだよ。


さて、村内に入るとこのように細い小路が・・・。ここはかの有名な「信玄の棒道」と呼ばれた由緒ある道なんだ。信玄がこの道を歩いたなんて・・・ちよっと感慨深いね。





ここの笹原地区はご覧のとおり、いたるところに大変貴重なお蔵が存在するんだ。それぞれ違う形、家紋が存在し、それは見ていて飽きないよ。木製の蔵も存在するんだよ。


ある一つのお蔵に入れさせていただきましたが、このような鍵で入るんだ。凄いよ。珍しいよね!

このように笹原地区は本当に趣があり、まさに茅野市の宝物のような場所なんだ。
是非行ってみて!

さて、お次は、世界遺産・・・にも登録されてもいい(Yさんの個人的な意見ですが・・・行ってみてそう思いました。)白駒の池にお邪魔しました。


笹原地区から国道299号線・・・ここは湯道街道ともいいます。・・・を八ヶ岳に向かってひた走り・・・。麦草峠、八ヶ岳中腹まで一気に駆け上がります。


そこはまさに原生林に囲まれた「苔の里」白駒の池があります。標高はすでに2000mを超えているため、軽い登山・・・そこは当地のベテランガイドさんである「島立さん」にお願いしました。島立さんは、近くに麦草ヒュッテという宿泊所を経営されているオーナーさんなんだ。詳しくは↓

http://www.mugikusa.com/index.html


・・・島立さんのガイドで白駒の池まで小登山・・・道は整備されているので軽装でも大丈夫ですのでご安心あれ。。。



沿線には、ご覧のとおりの苔むした原生林が・・・この状況は凄い・・・




日本には「苔」の種類が約2000種類あるようなんですが、ここ白駒の池にはその内の500種が存在するようなんだ。たいへん貴重な場所なんだよ。


さて、幹線道路から整備された林道を約20分程度・・・急に視野が広がるとご覧のとおり、神秘的な湖「白駒の池」が現れました。この白駒の池は、標高2100メートル以上もあり、このような高地に存在する湖としては日本一なんだそうだ。


湖のほとりには、学生さんたちが湖のスケッチを行っていました。


湖にはカモが・・・。湖には、魚は住んでいないらしいんだ。


湖の周囲には、林道があり、ご覧のとおりの足場を組んであって、歩きやすいようにしてくれているんだよ。なお、湖の周囲は約1.8㎞、ゆっくり歩いて30分から40分の距離かな。

ということで、最後に島立さんから、熱いお話をお伺いしました。


島立さんは、山の知識は勿論、地域、山に対する思い入れがとてもある方で、語り口はソフトですが、言葉一つ一つに非常に熱き思いを感じました。本当に山を愛しているんだな・・・とつくづく感じて帰路についたYさんでした。

…以上、Yさん的にはほとんどが初めての場所であったのですが、それぞれの場所は、本当に世界に誇れる素晴らしい場所であり、これは全てが世界遺産!である・・と確信してきましたよ。このような場所をきちんと未来に引き継ぎつつ、内外にアピールしていくことが我々の使命だなぁ・・・と思った次第です。
改めて蓼科、八ヶ岳ありがとうね!Yさんでした。